20年観てきたSHOCK厨が配信と2日目公演を見た時のお気持ち表明
まずはショウリを観て、いかにSHOCKが大変な舞台であるかということを改めて思い知った…というのが一番にきた感想。
この過酷な舞台、しかも2作品を身体に入れ込む作業は言葉にならないくらい厳しかったと思うし、よく食らいついたなと思う。
しかし今までのライバルは舞台経験が豊富だったり、ダンスや歌に突出していたりと芸達者な玄人のメンバーが多かったので、その視点で見ると一番伸びしろの多いライバル(言葉を選ばずに言うと、まだ舞台慣れしていない、未熟さの残るライバル)だったかなと思う。
勝利くんは、例えばダンスにしろ演技にしろ入れてすぐ完璧にできる天才肌タイプというよりは、自分の中に落とし込んで熟成させていくうちに、信じられないくらい人々の胸を打つ素晴らしいものを表現できるようになるタイプ。
だから短い時間でなんとか仕上げた現時点よりも、千秋楽に近づけば近づくほど仕上がりが良くなっているのは間違いないし、今より酷くなったりおざなりになったりは決してしないのでそこは安心できる。
しかしながら舞台は初期の方しか観ない人、1回しか観ない人だっている訳なので、そこは少し惜しかったなという気持ちもある。
ただ本日2日目の時点で、早くも配信の時より明らかに安定していたので成長の速さには感服した。これぞ勝利くんの醍醐味(?)
勝利くんはスキルも決して低くないのだが、このカンパニーのそれは異常な、超人的な高さなのでこの後どこまで追いつけるかは楽しみでもあり、どうにか追いついてくれよ、という願いでもある。
また、これは個人的な解釈でしかないが、ショウリの良さは誰よりも"弱さ"や"未熟さ"が出せるところだと思っているので、強気なライバル然としたシーンにもショウリの色を出せるようになるとさらに一貫性が出て良くなるのかなと感じた。
そして体力…配信の時は光一担としては正直「ちょっと…コウイチより疲れちゃダメだよ🥲」と思ってしまった。
(勝利担としては「がんばれちょり😭😭あと少し😭がんばれがんばれ😭😭」ってずっと励ましの母の回だった)
あれはさすがに悪目立ちしちゃうくらい辛そうで、痛々しさすら感じられたのでどうなることかと思っていたが、2日目では物凄く堪えていて全く目立たなくなっていたので、きっと映像を見て気づいて直したんだろうな…偉いよちょり…🥲
キープするって大変なのにね…本当に頑張っているよちょり……🥲✨
このまま慣れて体力がついてくれることを願うばかり…私もちょりの辛さを味わうために毎日夢幻に合わせてスクワットします(少な)
しかし繰り返しになるが、半年ほど前だったら恐らく殺陣の途中で
(×u×)キュヒ…
って倒れててもおかしくないくらいの体力だったと思われるのにここまできたのは本当に凄い。
血の滲むような努力をしたねちょり……
偉いよちょり……🥲✨
あれ結局気づいたらちょり担の人格に戻ってるな?
▼追記の長文ポエム(本当に気分を害する可能性があるので読まなくて良い)
勝利担は私も含めて勝利くん全肯定な人が多いと思う。
私もそうでありたいと思いつつ、光一くんを見て育ってきたので今回のように
「全然まだやれるよね?」
と思ってしまうことも実はあったりする。
何故そんな傲慢な考えに至るのか。
7年前に帝劇に立つ勝利くんを初めて見て、ああこの人は帝劇を背負うために生まれてきたような人だな、光一くんみたいな"限られた人しか持っていない"帝劇に似合うオーラがあるな、と感じたのを今でも鮮明に覚えている。
それは個人の感想でしかないので、思い通りになってほしいなんて勝手極まりないのだが、それでもさらに勝利くんを光一くんに重ねてしまう理由がある。
対 光一くんに関しては私も当時小学生だったためそこまで記憶がはっきりとしている訳ではないが、光一くんはデビュー前などは"(相方に比べて)歌もダンスも演技もあまり得意ではない人"というイメージだった。
小学生の間では光一派の子なんてほとんどいなかったし、恐らく光一くんには"少し未熟なところがある少年"を愛でたい年上のお姉さんのファンが多かったのではないかと思う(ちょりみたいだね!)。
そんな未熟なガラスの少年だった光一くん(今見返すと同じ年齢のちょりよりは全然仕上がってるので比べたらダメな気はしている)は、舞台に出会ってぐんぐん成長していく。
恐ろしいくらいにストイックに力をつけていく。
20代前半で後輩のプロデュースや曲提供なんかもするようになり、自分で帝国劇場の舞台のプロデュースをしだしたのが今の勝利くんと同じ25歳の頃。
勿論時代の差もある。今のジャニーズの25歳でそんなことしてる人いないし。一概にそうなってないから凄くない、なんてことは言うつもりはない。
ただ、それを踏まえると、
勝利くんもまだまだやれるんじゃない?
本当に光一くんみたいになるには、もっともっと努力が必要なんじゃない?
光一くんだって初めからできた訳ではなく努力でここまで来たんだから、勝利くんだってきっとできるよ!!!!!
と、何様なのかと思うようなエールを送ってしまいたくなるのだ。
最初から何でもできる訳ではなかったタイプなところ。
主張が激しかったり、前へ前へ自分から目立とうとするタイプでもないところ。
なのに溢れ出る天性のオーラと帝劇の大階段が似合う気品があるところ。
そんな「勝利くんとよく似た属性の」光一くんの成功を目の当たりにしてきたからこそ、
そして勝利くんが
「(☆u∂)光一くんをお手本にしてきました!」
「(☆u∂)帝国劇場はソウルプレイス!」
などと言うからこそ、二人を重ねて、勝手に勝利くんをそのルートに乗せたいと思ってしまうのだ…
それ故の冒頭の傲慢な発想なのだ。
(口調がユージンに影響されてる)
私だって全肯定でいたい。
むしろ生きてるだけで偉いと思っているのも事実だし、もっと頑張らせるなんてちょりが可哀想だからむり、と思っているのも事実だ。
だけど勝利くんが輝いていれば輝いているほど期待してしまう。
こうして勝利くんが帝劇に戻ってきて、光一くんと共演する夢が叶ったんだから、これからも夢は勝手に持っていようと思う。
そう、願いって必ず叶うというでしょ。
無気力OLが24時間テレビを観てSexyZoneに感化された話
正直、物凄く苦手だった。
何故、この障がいを持った方々は、
辛い思いをして何かにチャレンジしなきゃいけない?
何故、この暑い中、
過酷なマラソンを走り抜けなきゃいけない?
感動したでしょ?
あなたよりも厳しい状況下で、運命を呪わず、こんなに頑張っているんだよ?
感動しちゃったでしょ?
じゃあ募金してね??
安くて下品な言葉で言うところの
「感動の押し売りをした、偽りの慈善番組」
だと思っていた。
だから、2018年の年明け。
我らがSexyZoneのメインパーソナリティーの就任が発表された時も、
「遂にうちの子らが大人の偽善の餌食になる時が来たか・・・」
と、嬉しい半分、心配と懸念半分で素直に喜べずにいた。
それでも、企画が一つ一つ発表されていくにつれ、
SexyZone一人一人、
そして他のパーソナリティーや
一般の方を含めた出演者の方々の、
チャレンジにかける真摯で、純粋で、まっすぐな想いや、
血の滲むような過酷な努力を目にするにつれ、
私の穿った考えも、少しずつ感化されていった。
そして本番当日。
Twitter片手に視聴して、
武道館に募金にも行き、
友人とホテルで鑑賞会。
夏のお祭り騒ぎを十分に堪能した。
でも、単なるいつものお祭り騒ぎとは少し違ったかもしれない。
Twitterでは、24時間リアルタイムで一緒に泣いたり笑ったりする
日本中の、顔も知らないSexyLoversとの一体感を感じたり、
オタク外の方とも感情を共有することで、自分の知り得ない新たな学びを得て。
武道館では、長い長い列に並ぶ、
SexyLovers以外の沢山の老若男女を目にして、TVの影響力に驚愕して。
TVでは、一点の濁りもないSexyZoneや、他の出演者の方々の
美しい涙や笑顔を何度も目にして。
そして、想像以上に
「出演者は何故、それに挑戦したいのか」
「挑戦して何を得たいのか」
「タレントは何故、それを支援するのか」
という部分が丁寧に描かれていて、
時には作りこまれたVTRやナレーションでさえ描けないような真髄も
出演者やタレントの、
一点の偽りも無い表情やリアルなコメントに現れているのを見て。
ああ、24時間テレビって、決して感動を押し売りしている訳ではなく、
携わっている人たちが本気だからこそ、
感情が動かされてしてしまうものだったんだなと、
私がそれまで抱いていた24時間テレビのイメージは
間違っていたのかもしれないと、
いつの間にか考えを改めている自分がいた。
確かにそれをTVというメディアで延々見せつけて、
何になるのかと問われれば、答えの出ない部分もあるけれど。
それでもきっと、
本質を知らずに批判的な印象を抱いてしまうことは
つまらないことだ。
それを先頭に立って教えてくれたのは、やはりSexyZoneだった。
彼らはまだまだ若い。
しかしジャニーズという日本有数の芸能事務所で、
各々10年近くもアイドルとして活動をしてきた
プロのエンターテイナー。
「こなす」ことも「上手くやる」ことも、
やろうと思えば簡単にできたはず。
でも彼らはそれを選ばなかった。
泥臭く、未熟ながらも、
考えながら、その場で感じたことを、
アイドルではなく、
一人の人間として、
精一杯伝えていこうという決断をした。
それこそが、観る者の胸を強く打つと知っていたからだろう。
大人になればなるほど、
「上手くやること」
だけが求められる気がして。
「失敗」や「容量の悪さ」は悪だと刷り込まれて。
気づけばなんとなく、毎日をこなすだけになっている。
そりゃ私達も、全く頑張っていない訳ではない。
毎日仕事にだって行っている。
家族の為に家事をしている。
行きたくない学校にも通っている。
でも何かに自分の人生を注いでいるのか?
自分のやってきたことで、自分と誰かが笑顔になれているのだろうか?
誰かの役に立てているのだろうか?
人から受け取るもので幸せになるだけでなく、
自分で自分の人生を生きて、幸せに生きているのだろうか。
自分の人生になんか何の意味もないような気がして、
上手くいかないのは自分のせい、、或いは誰かのせいにして
まあ仕方ないって逃げて、
どうでもいいやって妥協して。
適当に稼いで、アイドルを見て幸せだって思えればいいやって
自分の人生の幸せすら誰かに委ねて。
そんなつまらない人生を送っている自分が無性に情けなくなった。
勝利くんが最後に言った
「パパとママ、産んでくれてありがとう」。
「育ててくれて」でなく「産んでくれて」と言ったのは
彼が
「この世に存在しているだけで感謝すべきこと」
だと知っていたからなのではないかと感じた。
障がいがあっても。
彼らのように美しい見た目でなくても。
もう若くなくても。
環境に恵まれていなくても。
どんな人も、考え方と生き方は自分で決められる。
その生き方で、
幾らでも誰かの人生を変えられる。
自分の人生も変えられる。
そんなことを24時間テレビ、そしてSexyZoneのメンバーから学んだ気がして、
明日からは、もっと自分の足で生きていこうと思った。
「愛は地球を救う」
アイドルみたいな恵まれた環境の奴に言われたって
微塵の説得力もない。
そんな言葉で片付けてしまうのは、もったいないんじゃないか。
一度、彼らのように本気で自分の足で生きてみたら。
愛で地球を救えることの意味を、少しは分かるようになるのかもしれない。